イン・ザ・プール
今日、何気なしに読んだ奥田英朗の「イン・ザ・プール」という作品が、とても面白かった。
思うがまま奔放に生きる神経科医と心を病む患者との関係をコミカルに描いたものであり、体験者でないと絶対に書けないと思える心理模写と、それを治すためのヒントがユーモアたっぷりに書いてある。
その中には、気持ちに抗わないで生きることの大切さも、主人公である精神科医の生き方を通して表現されている。
氏の作品が直木賞にもなり、映画化されるなど、それだけ心の病がメジャー化しているということだろう。
心の病を持たない人にも読まれているということは、誰もが潜在的にそうなる素質ももっているということだと思う。
病になるかならないかは、紙一重なのかも知れない。
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